CROSS TALK

特別対談

TALK #02

いつの時代もテクノロジーが、世の中を進化させる

K.O 2014年度着任 執行役 グローバルCTO (チーフ・テクノロジー・オフィサー) × S.H 2005年度入社 エグゼクティブマネジャー ビジネス・ディベロップメント本部担当

世界最大級のIT企業でキャリアを積み、
2015年にマクロミルの本格的なグローバル化へのキーマンとして加わったK.O氏。
マクロミルの新たなビジネス領域の開発を担う
ビジネス・ディベロップメント本部を統括するS.H氏。
2人が語るテクノロジーの未来。

<事業の特徴> 高度なテクノロジーで、クライアントの課題を解決

K.O

これまでバラバラに存在していたビジネス&プロダクト開発の機能を、2015年4月にビジネス・ディベロップメント本部へ集結させました。この組織の存在意義は、マクロミルの価値を最大化させ成長エンジンを創り出すことです。

S.H

組織の役割は3つです。まずは、1~3年スパンで、短期収益エンジンとなるサービスや事業の開発をし、展開すること。そして、3~5年という中期視点での次世代ビジネスモデル創出。最後は、テクノロジーをビジネスに応用し、ソリューションに仕上げていく事業開発の仕組みづくり。これは、目まぐるしい早さで進化しているテクノロジーの分野に常にアンテナを張って、取捨選択するフローを構築することです。そして、選択した技術を活用し、ビジネスコンセプトを迅速にソリューションやプロダクトへ実現していきます。

K.O

テクノロジーが進化すればするほど市場はボーダーレスになります。そういう意味でもう一つ重要なキーワードは「グローバル」。今やマクロミルは国内だけでなく、グローバルを市場として捉えたビジネス展開をしています。その第一弾として、昨年、オランダ法人MetrixLab B.V.を子会社化しました。MetrixLab社は、ヨーロッパに加えて、アメリカにも進出しており、現在約50カ国でサービス展開をしています。日本に本社を構えるマーケティングリサーチ系企業が、ヨーロッパやアメリカに拠点を持つ企業を子会社化し、グローバル企業へと変貌を遂げるというのは前例のない動きであり、非常に面白いビジネスモデルです。

S.H

いま世の中ではビッグデータがもてはやされていますが、単純にデータを大量に集めればビジネス課題が解決するという話ではありません。クライアントの課題を解決する上で重要になるデータはどれか。それを見極め具体的な次の一手に繋がるインサイトを導き出せなければ、膨大なデータも高度な分析テクノロジーも意味がありません。

K.O

一般的に先端テクノロジーに関しては、日本よりも欧米が先行しています。リサーチテクノロジーの分野においても同様です。重要なのは単に先端テクノロジーを追いかけるのではなく、「本当に実用的な技術を見極める力」であり、それを「実現可能なソリューションに落とし込む力」です。さらに、様々な技術が溢れている今、それらを「クライアントの課題解決」と最終的に結びつけ、新しい体験と価値訴求することを目指していきます。

<競合優位性> 複雑で難しいものを、シンプルで分かりやすく

S.H

マクロミルは、敷居の高かったマーケティングリサーチを、インターネットを活用することでグッと身近にしました。複雑で難しいものをシンプルで分かりやすくするのがマクロミルの強み。それがマーケティングリサーチを活用する顧客の裾野を拡げ、現在のネットリサーチ業界No.1というポジションに繋がりました。

K.O

マクロミルが提供するマーケティングリサーチの第一世代をインターネットリサーチとするなら、第二世代は、デジタル&グローバル。最終系は、マーケティングリサーチそのものを社会のインフラと言えるレベルにまで近づけていくことです。より身近で、誰もが簡単に使えるリサーチ環境を構築していくというのは、マクロミルが社会に対して貢献できることの一つかもしれません。

S.H

日本のGDPに対するマーケティングリサーチ業界の市場規模比率は、欧米のそれと比較してかなり低いのが現状です。日本で市場規模を拡大していくために、今後テクノロジーをいかに活用していくかが重要です。

K.O

また、昨今注目されているIOTが、今後マーケティングにどのような影響を及ぼしていくのかも見逃せないポイントです。身の回りにあるあらゆるデバイスが、人間と同じように言葉を話し出す。そんな時代はもう目の前まで来ています。

S.H

すべてがデジタルデータ化され、近い将来、人間の行動や思考がすべてデータで追跡される世の中になると思います。そうなると、膨大なデータの中から、価値あるものを見極め、取捨選択し、どのようにソリューションに繋げるかを考えていかなくてはいけません。

K.O

その世界が実現すれば、マクロミルが収益を上げるポイントは変わります。データ収集がほぼ自動化され、インフラ化すれば、誰でも簡単にデータを得られるようになる。そんな中で、私たちマクロミルが価値提供できるのは、データの裏側に潜んでいる消費者の本音や行動を明らかにすること。時代の変化を先読みし、新たなビジネスを創出していく。これからの挑戦は、本当に面白いものになると思います。

<今後のビジョン> ノウハウとスキルを駆使して、世界の市場を席巻していく

S.H

今後、テクノロジーの発達も相まって、新興国におけるマーケティングの需要は爆発的に伸びると考えています。そして、日本と欧米に拠点を持つマクロミルが、そのノウハウやスキルを発揮する場は間違いなく世界中に広がっていくだろうと確信しています。また、これから世界中の新しい技術や資源を持った様々な企業とのコラボレーションを加速させていく予定です。

K.O

クライアントの問題解決を軸として、テクノロジーを駆使し、サービスの構築まで携われるのは、マクロミルのようなIT事業会社だからこそ。ITベンダーなどの他社ではなかなか経験できない環境を上手く活用し、ぜひ自分の市場価値を高めていただきたいです。

S.H

世界を舞台に、新しいマーケティングのあり方を追求し、ビジネスを生み出す。これは、マクロミルでしか味わえない醍醐味だと思います。